BOOX Go Color 7(Gen II)を2年使って分かったこと|読書はこれ1台で完結した
筆者の読書は、漫画と小説が中心です。電子書籍で買うことが増えてから困ったのは、本が複数のブックストアに散らばってしまうことでした。セールにつられて買った本があちこちのアプリに入っていて、「あの本、どこで買ったっけ」となる。この問題をほぼ解決してくれたのが、カラーE Inkリーダーの「BOOX Go Color 7(Gen II)」です。使い始めて2年ほど経ちますが、今ではこれだけで読書が完結するようになり、常に持ち歩いています。
なぜ「これ1台で完結」するのか
BOOXのE InkリーダーはAndroidを搭載しているため、各ブックストアのアプリをそのまま入れて使えます。筆者は複数のブックストアを利用していて、特にebookjapanはヘビーユーザーですし、Kindleも使います。普通、ストア専用リーダーは自社のストアしか読めませんが、この端末ならストアを問わず、買った本を全部ここに集められます。「読書の置き場所が1か所になる」というのは、地味ですが2年間使い続けて一番効いているポイントです。
基本情報
BOOX Go Color 7(Gen II)は、7インチのカラーE Inkディスプレイを搭載した読書用端末です。筆者が使っているのはカラー版。漫画と小説の両方を読むために選びました。本体の詳しい仕様や価格は時期や販売店によって変わるので、最新の情報は販売ページでご確認ください。
良かった点
- とにかく軽くて薄いこと。常に持ち歩いても負担にならない
- 複数のブックストアの本を1台で読めること。読書がこれだけで完結する
- ページ送りボタンの反応が良いこと
- ライトがあるので、消灯後の読書にも大活躍すること
- 2年ほど使っても、耐久性に問題がないこと
気になった点
- カラー版は、表示に少しくすみを感じること。白黒モデルと比べると、文字や絵のくっきり感では白黒のほうが好みかもしれない
- アプリごとに最適な設定を詰める必要があり、それを面倒に感じる人もいそうなこと
こんな人におすすめ
- 電子書籍が複数のストアに散らばっている人
- 漫画も小説も、両方よく読む人
- 寝る前の、消灯後の読書が習慣の人
- 設定を自分好みにいじるのが好きな人
カラーの「くすみ」と、どう付き合うか
気になった点の筆頭は、カラー表示のくすみです。これは他の利用者もよく言っていることですが、カラーE Inkは仕組み上、色が少しくすんで見えます。白黒専用モデルと並べると、文字や絵のくっきり感では白黒のほうがシャープで、「読む」という行為だけなら白黒のほうが好みかもしれない、と感じる場面もあります。
それでもカラー版を選んでよかったと思うのは、漫画雑誌のカラーページなどを、そのままカラーで読めることです。表紙や巻頭カラーが白黒になってしまうのは、やはり寂しい。くすみはあるものの「色が分かる」ことの価値は大きく、漫画と小説の両方を読む筆者には、カラー版のバランスが合っていました。色の鮮やかさをスマホやタブレット並みに期待すると肩透かしを食うので、「読めれば十分、そのうえでカラーも楽しめる」くらいの期待値がちょうどいいと思います。
設定をいじる楽しさと、手間
この端末は、アプリごとに表示の最適な設定を調整できます。たとえば漫画と小説ではリフレッシュ(画面の書き換え)の設定を変えたほうが読みやすく、アプリごとにベストな状態を作り込めます。この「自分の読み方に合わせて詰めていく」過程は、ガジェット好きには楽しい時間です。しかも設定の変更自体は簡単なので、筆者個人としては手間に感じていません。
ただし、これは裏返すと「買ってすぐ何も考えずに最高の状態」という端末ではない、ということでもあります。アプリごとに設定を触るのを面倒に感じる人もいるはずで、そこは向き・不向きが分かれるところです。設定をいじるのが苦にならない人には、むしろ長く付き合える相棒になります。
持ち歩きと、夜の読書
とにかく軽くて薄いので、常に持ち歩いています。カバンに入れても存在を忘れるくらいで、「読みたい時に手元にある」という状態が自然に作れます。ページ送りボタンの反応も良く、タップのラグで読書のリズムが崩れることもありません。
もう一つ出番が多いのが、消灯後の読書です。ライトのおかげで、真っ暗な寝室でも周りを気にせず読めます。スマホで読むと目が疲れて眠りの質にも響きそうですが、E Inkの画面は落ち着いて読めるので、寝る前の数十分の読書が習慣になりました。
耐久性について
使い始めて2年ほど、常に持ち歩く使い方をしていますが、耐久性は問題ありません。電子機器は「2年も使うと何かしら不具合が出る」ことも珍しくないので、この点は素直に評価できるところです。
まとめ
BOOX Go Color 7(Gen II)は、「複数のストアで買った漫画と小説を、1台で全部読む」という筆者の読み方にぴたりとはまった端末でした。軽くて薄く、ボタンは快適で、消灯後にも使えて、2年経っても壊れない。カラー表示のくすみと、設定を詰めるひと手間という弱点はありますが、それを差し引いても「読書はこれ1台で完結する」という安心感が勝ちます。電子書籍が何か所にも散らばっている人には、まず検討してほしい一台です。
※価格や在庫は変動します。購入の際はリンク先で最新の情報をご確認ください。