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クレジットカード

みずほ楽天カードを作った理由と、使い始めて分かった難点

この記事は、実際にカードを作って使っている筆者個人の感想です。カードの条件(年会費・還元率など)は2026年11月3日に公式サイトで確認した内容ですが、変更される場合があります。申し込みの際は公式サイトで最新の条件をご確認ください。本文中の公式サイトへのリンクは広告リンクではありません。

筆者はクレジットカードを複数枚持ち、用途で使い分けてきました。その中で最近作ったのが「みずほ楽天カード」です。いまは普段の支払いのほとんどをこのカードに寄せていて、これまでメインだった三井住友カード(プラチナプリファード)から徐々に移行している最中です。この記事では、作った理由と、使い始めてから見えてきた難点を、両方正直に書きます。

基本スペック(2026年11月3日確認)

年会費永年無料
ポイント還元通常利用で楽天ポイント1%+みずほポイント1%=最大合計2%還元(みずほポイントの進呈には、引き落とし口座の設定など所定の条件があります)
国際ブランドVisa
引き落とし口座みずほ銀行の普通預金のみ
発行楽天カード

出典:楽天カード公式サイト「みずほ楽天カード」、みずほ銀行公式サイト

作った理由は3つ

1. ポイント還元の大きさ

最大合計2%という還元率は、年会費無料のカードとしては目を引きます。通常利用でも楽天ポイント1%にみずほポイント1%が上乗せされる仕組みで、「どこで使っても大きくは外れない」水準です。

2. 一律高還元のシンプルさ

「この店では何倍、あのカテゴリでは何%」という条件を覚えて使い分けるのは、正直面倒です。このカードは一律で高還元が狙えるので、普段の支払いをとりあえず全部これに寄せる、という雑な使い方ができます。そのシンプルさが一番の決め手でした。

3. 年会費無料

永年無料なので、作って損をするリスクが小さい。メインカードの乗り換えを試すハードルが低いのも、実際に作る後押しになりました。

実際の使い方:メイン移行の途中

現在の使い方は、普段の支払いはほとんどこのカードです。ただし、これまでメインだった三井住友カード(プラチナプリファード)もまだ併用していて、固定費や積立などはそちらに残っているものもあります。方向性としては、日常の支払いから徐々にみずほ楽天カードへ移行していく考えです。理由は単純で、年会費のかかるプラチナプリファードと違い、こちらは無料で一律高還元が得られるからです。

もう一つの理由:カードを減らすことは、不安を減らすこと

最近は、ハッキングなどによる情報漏洩のニュースが多く、正直不安です。クレジットカードを複数枚使い分けるということは、その分だけ情報漏洩の入口が増えるということでもあり、使い分けるほど不安が増していく感覚があります。その点、このカードのように「1枚で、どこでも高還元を受けられる」カードがあると、支払いを集約して持ち歩くカード自体を減らせる。これは還元率とは別の、大きなメリットだと感じています。後の章で書く通り、カード自体のセキュリティ機能の印象には思うところもありますが、それでも「枚数を減らせる安心感」が上回る、というのが筆者の現在の判断です。

使い始めて分かった難点

難点1:引き落としは、みずほ銀行の口座だけ

このカードの引き落とし口座に指定できるのは、みずほ銀行の普通預金だけです。他行の口座は選べません。みずほ銀行を給与口座にしている人には何の問題もありませんが、給与が他行に入る人は、毎月の資金移動という一手間が増えます。筆者にとっては許容範囲でしたが、申し込む前に必ず知っておくべき条件です。

難点2:SBI証券の積立では、ポイント還元を受けられない

SBI証券のクレカ積立は、三井住友カードなど提携会社のカードが対象で、楽天カード系は対象外です。そのため、SBI証券で積立をしている人は、その分だけ別のカードを併用し続ける必要があります(楽天証券のクレカ積立には対応していますが、証券会社自体を乗り換える話になるので、現実には併用が答えになります)。「普段の支払いも積立も1枚で完結」とはいかない点は、このカードの構造的な弱点だと思います。

難点3:セキュリティ面の機能は、三井住友と比べるとやや薄い印象

これは筆者個人の印象ですが、利用通知の細やかさやアプリ側のセキュリティ機能は、三井住友カードと比べるとやや薄く感じます。不正利用への備えを重視する人にとっては、メインを移す判断材料になるかもしれません。

もう少し率直に書くと、以前クレジットカード業界にいた身から見ると、楽天カードとみずほ銀行は、どちらも「第2選択」という感じがします。第1選択になるのは三井住友カードや三菱UFJ銀行で、多機能さや安心感ではやはりそちらに分があり、見劣りする部分は否めません。

難点4:ポイントが2種類たまるので、管理がやや手間

還元が楽天ポイントとみずほポイントの2本立てなので、残高や有効期限の管理先が2か所になります。なお、みずほポイントは楽天ポイントへ1ポイント=1ポイントで交換できるので、実質的に一本化は可能です。ただ、その交換のひと手間自体が「やや手間」という感覚は残ります。ポイント管理を面倒に思わない人向け、という条件がここに出ます。

こんな人におすすめ

  • とにかくシンプルに、一律で高還元を受けたい人
  • みずほ銀行を給与口座にしている人、または、してもいいと思っている人
  • たまったポイントの管理を、そこまで面倒に思わない人

こんな人には向かないかも

  • みずほ銀行の口座を持つつもりがない人(引き落とし口座が指定できないと始まらない)
  • SBI証券のクレカ積立の還元まで、1枚で取り切りたい人
  • ポイントは1種類に一本化して、残高管理を極力なくしたい人

まとめ

みずほ楽天カードは、「年会費無料で、一律の高還元」という分かりやすい強みを持つカードでした。筆者自身、普段の支払いのメインをこちらへ移しつつあります。一方で、みずほ銀行の口座指定、SBI証券の積立が対象外、ポイント2種類の管理という難点もはっきりしています。それでも結論として作る価値があると感じるのは、多機能さや安心感での見劣りを乗り越えるほどの、圧倒的な還元率があるからです。みずほ銀行の口座を持っていない人にとっては、口座を作るのが少し手間だと思いますが、その手間を払う価値はある。条件が生活スタイルに合う人には強い1枚、合わない人には最初から候補外、というくらい性格のはっきりしたカードだと思います。自分の給与口座と証券口座がどこかを思い浮かべてから検討するのがおすすめです。

筆者について

ホンガジェ ― ガジェットとミステリー小説が好きな個人です。このサイトでは、実費で購入して実際に使ったもの・最後まで読んだものだけをレビューしています。詳しくはプロフィールページへ。