XREAL 1Sを買ってよかった理由|配信ドラマ・映画視聴が変わった
映画やドラマを観る場所といえば、リビングのテレビか、スマホ・タブレットの画面が普通でした。筆者がARグラスの「XREAL 1S」を買ったのは、「もっと大きな画面で、もっと楽な姿勢で観たい」というのがきっかけです。用途はほぼ一つで、Netflixやプライム・ビデオなどの配信サービスのドラマ・映画視聴が中心。この記事では、製品の基本情報と視聴スタイル、向いている人・向いていない人を整理します。
買う前に気になっていたこと
ARグラスというジャンル自体が初めてだったので、買う前に調べたのは「手持ちのスマホやPCにつながるのか」「映像は本当に大画面に感じるのか」「長時間かけていて疲れないのか」という点でした。結論から言うと、接続はUSB-Cケーブルでつなぐシンプルな方式で、対応機種であれば挿すだけで映像が映ります。
XREAL 1Sの基本情報
XREAL 1Sは、XREAL社のARグラス(スマートグラス)シリーズの一台です。眼鏡型の本体を、スマートフォンやPC、ゲーム機などとUSB-Cで接続すると、目の前に大きなバーチャルスクリーンが浮かんで見える、という仕組みの製品です。映像の出力に対応した機器につなぐことで、手元に物理的な大画面テレビがなくても、大画面相当の視聴体験が得られます。音声は本体のスピーカーから出るため、イヤホンなしでも視聴できます。価格は時期や販売店によって変動するので、最新の金額は販売ページでご確認ください。
実際の視聴スタイル
筆者の使い方は、配信サービスのドラマや映画を観ることにほぼ絞られています。この使い方のポイントは、画面の位置を「空間」に置けることです。たとえばソファに深く座った姿勢でも、視線の先に画面が来るように調整できるので、スマホを顔の上に持ち続ける必要がありません。腕が疲れない、首を下に向け続けなくていい、というのはドラマを一気に数話観るようなときに効いてきます。ただし、寝転がって観る場合にはコードの取り回しの問題があり、詳しくは後述します。
また、画面が自分専用になるのも特徴です。同居家族がテレビを使っている時間でも、自分の見たい作品を自分のペースで観られます。周囲の音が完全に遮断されるわけではないので、生活音が聞こえる状態で観たい人には合っています。
実際に観てみてまず感じたのは、画質は最高だということです。映像そのものの美しさや見やすさについては文句がありません。もう一つ便利なのが、画面の奥行きやサイズをしっかり選べること。「どのくらいの距離に、どのくらいの大きさで置くか」を自分の好みに合わせて調整できるので、観る作品や姿勢に合わせて最適な見え方にできます。
良かった点
- 画質は最高。映像の美しさ・見やすさには文句がないこと
- 画面の奥行きやサイズをしっかり選べて便利なこと。作品や姿勢に合わせて調整できる
- USB-Cでつなぐだけなので、セッティングに手間がかからないこと
- テレビを占有せず、自分専用の視聴環境が持てること
気になった点
- 視野が少し狭く、没入感がいまひとつ。ホームシアターの感覚には一歩及ばず、窮屈感があること
- 視野が狭いので、画面を大きくすると全部見えなくなってしまうこと(サイズ調整の便利さと表裏一体)
- コードが後ろから伸びるので、寝ながら見るには辛いこと
こんな人におすすめ
- 配信ドラマや映画をよく観るけれど、大画面テレビを置く場所がない人
- ソファなど、座った姿勢でリラックスして動画を楽しみたい人
- 家族と観たい作品の趣味が合わず、自分の視聴環境がほしい人
一番のデメリット:寝ながら観るには辛い
正直に書くと、この製品で一番引っかかったのはコードの存在です。XREAL 1Sは接続用のコードが後ろ側から伸びる構造のため、ベッドや枕に頭を預けて寝ながら観ようとすると、コードが頭や首の後ろに当たって干渉し、姿勢が安定しません。筆者の主な用途は配信ドラマや映画の視聴で、「寝ながら大画面で観る」スタイルを期待していた分、ここは核心的なデメリットでした。ソファに座って観る分には気にならないのですが、購入を検討している方は、自分が主にどんな姿勢で観たいのかを先に想像しておくことをおすすめします。
視野の狭さについて
もう一つ、画質の高さと引き換えのように感じるのが視野の狭さです。見えている範囲が少し狭いため没入感がいまひとつで、ホームシアターの感覚には一歩及ばず、どこか窮屈感があります。画面サイズを大きく設定できるのは便利なのですが、視野が狭いので大きくしすぎると画面の端が視界に収まらず、全部見えなくなってしまう。サイズ調整の自由度は、この視野の制約の中でやりくりすることになります。
向き・不向きの一般論
ARグラス全般に言えることですが、向き・不向きははっきりしています。向いているのは「決まった場所で、腰を落ち着けてコンテンツを楽しみたい人」です。逆に、移動しながら使いたい人や、装着する行為自体が煩わしい人には、普通のタブレットのほうが合うかもしれません。また、視力や見え方には個人差が大きいジャンルなので、可能であれば店頭などで一度体験してから購入するのが安心です。
まとめ
XREAL 1Sは、「配信ドラマ・映画の視聴」という目的がはっきりしている人にとって、視聴体験の質を変えてくれるガジェットでした。画質は最高で、画面の奥行きやサイズを選べる自由度も便利です。一方で、視野の狭さから来る没入感の物足りなさと、コードが後ろから伸びるため寝ながら観にくい点は、購入前に知っておきたいところ。ホームシアターの完全な代替ではなく、「座って観る自分専用の大画面」として捉えると、期待と実感が一致する一台だと思います。
※価格や在庫は変動します。購入の際はリンク先で最新の情報をご確認ください。